2025.1.30
「新居のキッチンはカウンターキッチンにしたいけど、料理の匂いが気になります…」「キッチン家電が増えてきて、コンセントが足りるか心配です」
このような不安の声をよくお聞きします。せっかく理想のキッチンを手に入れても、暮らし始めてから「ここは違った」と後悔したくないですよね。今回は、キッチン設計で特に気をつけたいポイントをご紹介します。
■家電の増加に備えたコンセント計画最近は便利な調理家電が次々と登場し、ご家庭でも炊飯器、電子レンジ、トースター、コーヒーメーカーなど、複数の家電を使用する機会が増えています。特にカップボード周りは電気使用量が集中しやすい場所。事前の電気配線計画が重要です。
家電を使用中にブレーカーが落ちてしまうのは、配線が1系統に集中していることが原因かもしれません。注文住宅では、カップボード設置予定の壁に2箇所のコンセントを設け、それぞれ独立した回路で接続することをおすすめします。さらに、将来的にカップボードに専用電源が必要になった場合に備えて、配管を準備しておくと安心です。
■冷蔵庫まわりの安全対策冷蔵庫は24時間稼働する大切な家電です。設置場所は動線を考えてキッチン入り口や奥に配置するケースが多いのですが、コンセントの位置にも注意が必要です。実は、コンセント部分にホコリが溜まると発火の原因となる「トラッキング現象」が起こる可能性があります。そのため、目につきやすく掃除がしやすい上部にコンセントを設置することをお勧めしています。
■対面キッチンの換気対策お子様の様子を見ながら料理ができる対面キッチンは、特に子育て中のママに人気です。ただし、開放的な空間だからこそ、料理の匂いや油煙の対策は入念に行う必要があります。
ガスコンロの場合は熱による上昇気流があるため、レンジフードへ空気が流れやすい特徴があります。それでも不十分な場合は、整流板付きレンジフードの採用がおすすめ。整流板により吸い込み口を狭めることで風速が上がり、匂いや煙を効率的に吸い込むことができます。
一方、IHクッキングヒーターの場合は上昇気流が生まれにくいため、キッチンとダイニングの間に天井から「垂れ壁」を設けることで、空気の流れを適度にコントロール。リビング空間との一体感を保ちながら、快適な空間を実現できます。
家族との時間を大切にしたい方に選ばれる対面キッチン。でも、便利さだけでなく、将来を見据えた設備計画も大切です。注文住宅だからこそ、ご家族の暮らしに合わせて細部まで計画できます。ぜひ、プランニングの際の参考にしてください。
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