2025.1.14
子育て中の皆様は、お子様の成長の早さに日々驚かされているのではないでしょうか。昨日まで隣で寝ていた赤ちゃんが、いつの間にか自分の空間を求めるようになり、そしていずれは勉強机に向かう時期を迎えます。
そんな子供の成長に寄り添える住まいづくりとして、今回は「変化する子供部屋」についてご提案させていただきます。
お子様の成長に合わせて子供部屋をリフォームしていくのは、費用面でも労力の面でも現実的ではありません。大切なのは、最初の間取り計画の段階で、将来の変化を見据えた設計を行うことです。
玉善では、長年の経験から得た知見を活かし、成長に合わせて柔軟に対応できる間取りプランをご提案しています。具体的な実例とともに、その特徴をご紹介していきましょう。
当社の人気プランの一つが、引き戸で仕切ることのできる子供部屋です。幼いうちは広々とした一つの空間として使い、成長に合わせて個室として使用することができます。引き戸を開けておけば、兄弟姉妹で楽しく遊べる空間に。必要に応じて仕切れば、それぞれの時間を大切にできるプライベート空間として活用できます。
実際に、こちらの邸では、6畳の洋室を2部屋、引き戸で区切る設計を採用しています。
赤ちゃんから子供への成長過程で、就寝場所の移行は親子にとって大きな課題となります。玉善では、主寝室に広々としたロフトを設置することで、この課題を自然に解決できる間取りを提案しています。
生後間もない時期は親子での添い寝で安心感を育み、少し大きくなればロフトで寝られるようになります。子供にとってロフトは憧れの秘密基地。「一人で寝るのが怖い」といった不安を感じることなく、自然と独立心を育むことができます。
子育て世代に特に好評なのが、リビングに設置する書斎スペースです。小学生になったお子様の学習スペースとしても、親のワークスペースとしても活用できる、まさに一石二鳥の空間です。
リビングに面した場所にデスクを配置することで、お子様は家族とのつながりを感じながら宿題に取り組むことができます。また、子育ての合間のリモートワークスペースとしても活用でき、将来的には趣味の空間としても利用できる優れた設計です。
それでは、年齢に応じた具体的な活用方法をご紹介します。
乳幼児期(0~2歳)
主寝室での添い寝を基本としながら、日中は引き戸を開けた広い空間でハイハイやよちよち歩きの練習ができます。安全性を考慮した設計で、見守りやすい環境を実現します。
幼児期(3~6歳)
ロフトでの就寝にワクワクしながら、自然と自立心を育んでいきます。引き戸で仕切られた空間は、遊び場としても、お昼寝スペースとしても活用できます。
学童期(7歳~)
リビングの書斎コーナーで学習習慣を身につけ、成長に応じて個室での学習も選択できます。プライバシーと家族とのつながり、両方を大切にした空間づくりが可能です。
子供部屋は、単なる寝室ではありません。お子様の成長をサポートし、家族の絆を育む大切な空間です。玉善では、長期的な視点で、お子様の成長に寄り添える住まいづくりをご提案しています。
ご紹介した事例のように、将来を見据えた柔軟な空間づくりについて、具体的なご相談も承っております。お気軽にお問い合わせください。
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