2026.5.21

家づくりを考えるとき、リビングやキッチンには時間をかけても、玄関は後回しになりやすい場所です。
しかし玄関は、家族が毎日出入りし、来客を迎える空間でもあります。
朝の忙しい時間も、仕事や保育園帰りの夕方も、必ず通る場所だからこそ、住まい全体の印象や暮らしやすさに大きく関わります。
最近は、吹き抜けを取り入れた玄関空間を検討する方も増えています。
高窓から光を取り込み、視線が縦方向へ抜けることで、限られた広さでも空間に広がりを感じやすくなるためです。
今回は、吹き抜け玄関の魅力と、注文住宅で計画する際に整理しておきたいポイントについてご紹介します。
玄関は、家の中でも暗く感じやすい場所のひとつです。
名古屋市内をはじめとした都市部や住宅が近接するエリアでは、隣家との距離や敷地条件によって、大きな窓を設けにくいケースもあります。
そこで、吹き抜けと高窓を組み合わせることで、上から光を取り込む設計が有効な場合があります。

高い位置から自然光が入ることで、玄関ホール全体に明るさが広がりやすくなります。
また、視線が上へ抜けるため、実際の面積以上に広がりを感じやすい点も特徴です。
帰宅して玄関ドアを開けた瞬間に、圧迫感ではなく、光や高さを感じられる。
そうした空間の印象は、毎日の暮らしの中で少しずつ積み重なっていきます。
吹き抜けはリビングに採用されることが多い一方で、玄関に取り入れることで、住まいに入ったときの印象を明るく、広がりのあるものにしやすくなります。
吹き抜け玄関の魅力は、高さだけではありません。
例えば、壁材の質感や床タイルの反射、照明の配置によっても、空間の見え方は変わります。

縦方向にアクセントウォールを配置すると、吹き抜けの高さをより感じやすくなります。
また、梁を見せるデザインにすることで、空間に変化が生まれ、単調な印象になりにくくなります。
照明計画も重要です。
昼は自然光、夜は照明によって雰囲気が変わるため、時間帯ごとの見え方を考えながら計画することが大切です。
例えば、壁を照らすブラケット照明や間接照明を取り入れることで、夜間も落ち着いた印象をつくりやすくなります。
ただ明るくするだけでなく、「どこに視線が向くか」まで考えることで、玄関全体の印象を整えやすくなります。
一方で、吹き抜け玄関には事前に確認しておきたい点もあります。
例えば、断熱や換気、窓計画とのバランスです。
吹き抜けは空間の容積が大きくなるため、窓の位置や日射の入り方によっては、夏や冬の体感温度に影響しやすくなる場合があります。
また、高い位置に窓や照明を設ける場合は、将来的なお手入れ方法についても整理しておきたいところです。
だからこそ、吹き抜け玄関は「開放感があるから採用する」のではなく、敷地条件や暮らし方との相性を含めて考えることが大切です。
玉善では、採光や通風、動線計画とのバランスも含めて、住まい全体を設計しています。
実際の仕様や性能は、建物の計画内容によって異なるため、詳しくは担当者にご確認ください。
共働き・子育て世帯では、玄関は「通る場所」だけではなく、荷物や上着、ベビーカーなどが集まりやすい空間でもあります。
そのため、開放感だけでなく、収納とのバランスも重要です。

例えば、
・シューズクロークを近くに配置する
・コートやバッグを一時的に置ける場所をつくる
・帰宅後の手洗い動線を整理する
・家族の人数に合わせて収納量を考える
といった工夫によって、玄関まわりを整えやすくなります。
吹き抜け玄関は、見た目だけを重視する空間ではありません。
毎日使う場所だからこそ、使いやすさと開放感の両立を考えることが大切です。
吹き抜け玄関は、図面や写真だけでは伝わりにくい部分もあります。
例えば、
・高さをどのように感じるか
・自然光がどの程度入るか
・音の響き方はどうか
・圧迫感はないか
といった感覚は、実際に空間へ入ることでイメージしやすくなります。

特に玄関は、広さだけでなく、光の入り方や視線の抜け方によって印象が変わる空間です。
注文住宅を検討する際も、リアルサイズの建物を見ることで、自分たちに合う開放感や収納量を整理しやすくなります。
玉善では愛知県内に常時100棟以上の分譲住宅を販売しておりますので、玉善で注文住宅をご検討されるお客様は、下記よりご希望の地域(名古屋、尾張、西三河、東三河)をご選択いただけましたら、担当者より改めて内覧いただけるリアルサイズホームをご案内させていただきます。
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