2025.12.18

「朝のバタバタで、つい子どもの靴が出しっぱなしに…」
「幼稚園の荷物や、宅配便の段ボールで、玄関がなんだかいつもごちゃついてしまう」
「帰宅した瞬間、気持ちがリセットできるような、スッキリと洗練された空間に憧れる」
こんなお悩みを抱えていらっしゃるお客様は、実はとても多いです。特に子育てと仕事に忙しい共働き夫婦にとって、玄関は「家の顔」です。同時に、毎日の慌ただしさが集約される場所でもあります。
今回は、注文住宅で叶える、「上質へと誘う、整えられた玄関」の魅力をご紹介します。
心地よい暮らしを実現するための収納と動線の工夫を、詳しく解説させていただきます。

玄関は、家族にとっての「始まり」であり「終わり」の場所です。扉を開けた瞬間に目に入る空間が整っているかどうかで、その日の気分や、家族の心地よさが大きく変わります。
もし、生活感のあるものが無造作に置かれていたり、暗く圧迫感のある空間だったりしたら、せっかく家に帰ってきても心が休まりませんよね。
私たちが考える「上質な玄関の佇まい」は、高価な素材を使うことだけではありません。
写真のような、木の質感を活かした温かい空間が大切です。また、無駄なものが視界に入らない洗練された収納デザインも重要です。これこそが、家族を優しく迎え入れ、誇らしくなるような空間を創り出す秘訣です。この「整えられた空間がもたらす安らぎ」は、忙しい日々を過ごすご家族にこそ必要な要素ではないでしょうか。

30代の子育て世代のご家庭では、玄関には靴以外にも様々なものが集まります。
これらがすべて視界に入ってしまうと、いくらおしゃれなデザインでも「ごちゃつき感」が出てしまいます。
そこで注文住宅でぜひ取り入れていただきたいのが、大容量の「シューズクローク(S.C.)」です。S.C.を設けることで、生活に必要な「モノ」はすべて隠せます。お客様の目に触れる空間は、お気に入りのインテリアや照明を活かした「魅せる玄関」として使うことができます。
扉の色や素材を工夫してみましょう。S.C.の存在感を消し、木の質感が優しく包み込むような、統一感のある空間を演出することが可能です。この「隠す」という収納の工夫が、日々の所作を心地よいものに変えてくれます。

せっかく大容量の収納があっても、使い勝手が悪ければ意味がありません。結局、モノは床に置きっぱなしになってしまいます。ここで新たな気づきとなるのが「帰宅動線」です。
小さなお子さまがいるご家庭では、帰宅後すぐに手洗いを済ませたいですよね。濡れた上着をリビングに持ち込みたくない、といったニーズもあるでしょう。そこで、注文住宅ならではの工夫として人気が高まっているのが「回遊動線」です。玄関からクロークやパントリー、洗面所へとスムーズに移動できる動線です。
① 玄関で上着を脱ぐ
↓
② S.C.を通ってコートクロークへ収納
↓
③ そのまま洗面所へ直行し、手洗い・うがい
↓
④ リビングへ
このような動線設計にすることで、「モノを元の場所に戻す」という行為のハードルが下がります。自然と収納を活かした、スッキリとした暮らしが実現するのです。これは、共働きで時間効率を重視したい奥様にとって、大きなメリットとなるでしょう。

注文住宅での家づくりは、家族のライフスタイルや、日々の「所作」一つひとつに合わせて、空間をデザインできることが最大の魅力です。今回ご紹介した「上質な玄関」は、木の温もりや洗練された収納、そして効率的な回遊動線の組み合わせによって生まれます。
帰るたびに誇らしくなり、家族みんなが安らぎを感じられる住まい。玉善は、そんな“上質なはじまり”をデザインするお手伝いをさせていただきます。
玉善では愛知県内に常時100棟以上の分譲住宅を販売しておりますので、玉善で注文住宅をご検討されるお客様は、リアルサイズのモデルハウスを多数ご見学いただけます。
下記よりご希望の地域(名古屋、尾張、西三河、東三河)をご選択いただけましたら、担当者より改めて内覧いただけるモデルハウスをご紹介させていただきます。
受付時間: AM9:00〜PM6:00