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2024.12.19
こんにちは、名古屋市内を中心に愛知県下で1万棟の新築住宅を手がけてきた玉善の注文住宅プロジェクト「FuZ.(ファズ)」です。一級建築士を中心とした設計士、経験豊富な住宅アドバイザー・インテリアコーディネーターのチーム体制で、お客さま一人ひとりの夢を形にする完全自由設計のフルオーダー住宅をご提供しています。
今回は家づくりの第一歩となる「土地探し」で失敗しないための10のチェックポイントを、長年家づくりに携わってきた「FuZ.」アドバイザーが解説します。
1.生活スタイルに合わせて土地探しの優先順位を明確にしておく
ご家族で長く生活することになる場所でどのような暮らしをおくりたいと思ってみえるのか、そのイメージを明確にしておくことが大切です。たとえば趣味のガーデニングの充実や自然を身近に感じられる暮らしを望まれるのであれば、郊外の物件が優先されることに。利便性を求めるのであれば、街なかで探すことになります。
長く暮らす間には家族構成も変化してくるもの。お子さんが独立した後の将来の暮らしも加味しておけば、土地を選ぶ際のポイントも変わってきます。
2.家づくりのトータル予算を考えて土地にかける費用を決めておく
注文住宅を建てる際、土地代やお家の建築費用は最初に計算に入れておくことになるかと思いますが、税金や登記費用、外構費用など家を建てるためのトータルコストも把握した上で、土地取得にかけられる金額を決めておくことが必要です。
また、生活していく上でかかる光熱費やメンテナンス費用などの「ライフサイクルコスト(LOC)」を考えた資金計画の大切さが最近、住宅業界で注目されています。「FuZ.」では、住宅取得時に特化した専門のファイナンシャルプランナーが新居で暮らすようになって以降の家計収支を綿密にチェックして、安心して暮らし続けていただけるためのファイナンシャルプランを作成。土地探しのご予算をアドバイスさせていただきます。
3.立地条件を深く掘り下げる
日常のお買い物や通勤、通学の利便性は土地探しで重視されるポイントになります。土地を見学に行かれた際には、通勤・通学ルートを実際に歩いてみたり、公共交通機関を利用するなどして、所要時間を実際に確認してみてください。
スーパーやコンビニ、病院だけでなく、公園や図書館などの施設との距離も測っておくと、その土地の生活が具体的にイメージできます。また、夜間の周辺の明るさや交通量なども把握しておくと、安心して暮らせる場所かどうかがわかってきます。
4.陽当たり・風通しの良さを確認しておく
陽当たりと風通しの良さは快適な暮らしをおくる上での大切な要素になります。周辺に高い建物がないか、もしある場合は日陰にならないかどうか、陽差しの向きを考えて確認しておきましょう。
南向きの土地は陽当たりが良いイメージがありますが、必ずしもこだわる必要はありません。南向きの場合、一般的には玄関を南側に配置するため、リビングの窓を南向きに大きく取りにくくなってしまいます。お家の間取りを考えて陽当たりを考えておく必要があります。「FuZ.」の担当者が現地に同行させていただいた際には、そうしたポイントも含めて土地の良し悪しをご説明させていただきます。
5.災害時のリスクを把握しておく
自然災害の危険性が高まっている近年、安心して暮らすためには災害発生時のリスクを把握しておくことが欠かせません。地震や洪水や土砂災害の危険性を自治体が提供しているハザードマップなどで確認しておきましょう。ハザードマップはWEBサイトで簡単に確認できます。
また、地震災害時の安全性としては、「地盤の強さ」も重要な要素になります。土の強度が弱い地盤は「軟弱地盤」となり、液状化などが起こりやすい危険性も。「FuZ.」を展開している玉善には1万棟の建売住宅を建築してきた経験から、地盤の調査、確認に豊富なノウハウがあります。
◆各市町村にあるハザードマップで、過去の地震や洪水などの被害を確認することができます。また、各市町村で災害後に対策工事などを行っていることもありますので、役所・役場へ直接確認するか、相談している不動産会社へ確認することも大切です。
6.周辺の生活環境を実際に見て確認しておく
土地の周辺環境は時間帯によって雰囲気が変わることがあります。朝や夜など、比較的ご自宅で過ごすことの多い時間帯に確認しておくと、実際に暮らしたときの雰囲気を把握することができます。近隣で暮らしている方にお声をかけてお話を聞かせていただくと、よりリアルな生活環境が見えてくることでしょう。
7.道路との高低差に注意しておく
土地に接している道路との高低差はお家の建築費用や暮らしぶりに影響を及ぼす要素になります。敷地内や周囲との境に「崖」とみなされる高低差があると、造成工事が大がかりになって多額の費用がかかることも。土地自体の価格が安くても、結果的に建築費がかさんでしまいます。
また、高低差が大きいと、大雨の際に雨水が流れ込んでくる危険性もあります。建売住宅の用地取得に豊富な経験を持つ玉善「FuZ.」の担当者が、そうした条件のある土地でお家を建てる際のご相談にも対応させていただきます。
8.上下水道や電気、ガスなどインフラ設備の状況を確認しておく
元々家が建っていた土地ではインフラが整備されているケースが多いですが、郊外の土地や駐車場だった場所などでは上下水道や電気、ガスなどが整備されていない可能性もあります。インフラが整備されていないと、引き込み工事を行う必要がありますので注意しておいてください。インターネットの光回線やケーブルテレビの引き込みが可能かどうかも確認が必要です。
9.建ぺい率の制限にご注意。建てられるお家の大きさが変わってきます
土地にはさまざまな法規制がかかっている場合がありますが、まずチェックしておくべきなのが建ぺい率。敷地全体の面積に対してどれだけの割合で建物(建築面積)を建てられるかの指標になります。たとえば建ぺい率が60%であれば、60坪の土地に対して36坪までの建築面積で建てることができます。建ぺい率は都市計画や建築基準法によって定められていますが、制限内容によっては理想のお家を建てることができなくなる場合もありますので、事前のチェックが必須です。
ざっくりとした説明になりますが、建ぺい率とは真上から見た場合に、建物で敷地が隠れる割合のことをいいます。
10.複数の不動産会社に相談する
不動産会社(宅地建物取引業業者)が仲介している土地情報は、基本的には不動産業界で共有されている土地情報になりますが、だからといって1社の不動産会社だけに土地探しを任せる必要はありません。数社に問い合わせておくことで、その会社が売主から直接、土地の売却を依頼され、他社へ情報を共有される前の土地情報に出会える可能性もあります。
「FuZ.」では玉善が確保している“未公開”土地物件もご案内できます
ここまで土地探しの10のポイントをお伝えしてきました。みなさまの土地探しの参考になれば幸いです。
玉年間500棟の新築住宅を手がける玉善では、土地仕入れ専門スタッフがフル稼働して愛知県内各地に建売住宅用の土地や建築条件付きの土地を多数確保しています。「FuZ.」ではそうした自社ネットワークを生かして、“表に出ていない”土地物件の中から条件に見合った土地をご提案し、不動産業者を介さずに直接土地取引を行うことができます。