2026.1.22

「リビングをもっと広く、明るく見せたい」
「家族の気配をいつも感じられる家にしたい」
「友人が来たときに『おしゃれ!』と言われるような空間に憧れる…」
こんな声を、お客様からよくお聞きします。
そんな理想を叶えるための意外な鍵となるのが、実は「階段」のデザインです。
今回は、注文住宅だからこそ実現できる、インテリアの一部としての「階段」の魅力をご紹介させていただきます。
家づくりを始める際、キッチンの設備や床材にはこだわっても、階段は「なんとなく端っこにあればいい」と考えてはいませんか?
実は、階段は家の構造の中でも非常に大きな体積を占めるパーツです。だからこそ、そのデザインや配置を少し工夫するだけで、リビングの印象はガラリと変わります。
例えば、今回ご紹介するお住まいのように、階段をあえてリビングの一部に取り込む設計。 壁で囲ってしまうのではなく、空間の中に美しい「ライン」を描くように配置することで、視線がスッと2階の天井付近まで抜けていきます。この「視線の抜け」があるだけで、実際の畳数以上の開放感を感じることができます。
まず注目していただきたいのが、色使いによる視覚効果です。

全体をナチュラルな木目で統一した空間に、あえて「ブラック」のアクセントを取り入れてみる。 手すりや踏み板の一部、あるいは目隠しの格子に黒を使うことで、空間がグッと引き締まります。
これは、ファッションでいうところの「差し色」と同じ効果です。淡いトーンの中に一本芯の通ったラインが入ることで、空間にリズムが生まれます。
「黒だと重くなりすぎないかな?」と心配される方もいらっしゃるかもしれません。 ですが、写真のように、床や建具の木目と調和させることで、冷たい印象ではなく「上質でモダン」な雰囲気を演出できます。シンプルだけど、どこか洗練されている。そんな飽きのこないデザインは、長く住まう家だからこそ大切にしたいポイントです。
次にご紹介したいのが、「アイアン手すり」の魅力です。

「スケルトン階段(蹴込み板がない階段)は憧れるけれど、小さな子どもがいるから隙間から落ちないか心配…」 そんなお悩みを持つ、子育て世代のご夫婦に特におすすめなのが、このスタイルです。
階段自体はしっかりと板で作りつつ、手すり部分だけをアイアンにする。 これだけで、壁を作るよりも圧倒的に視界が抜けます。
ダイニングテーブルに座ってコーヒーを飲んでいる時、ふと目を上げると、アイアン越しに窓からの光が差し込んでくる。そんな軽やかな風景が日常に生まれます。 また、アイアンの細いラインは、主張しすぎず家具のデザインとも喧嘩しません。お気に入りのインテリアがより一層引き立つ、名脇役となってくれるはずです。
階段をリビングに配置することの最大のメリット、それは「家族のつながり」です。

2階の窓から入る陽の光が、階段ホールを通して1階のリビングまで届く。 まるで「光の通り道」のように、家全体を明るく照らしてくれます。
そして、光だけでなく「声」や「気配」も届けてくれます。

キッチンで夕食の支度をしている時。 「ママー、見て見て!」 2階の子供部屋から聞こえるお子様の声に、「なぁに?」と料理の手を止めずに応えられる距離感。
あるいは、ご主人が書斎で仕事をしている時。 1階から漂う夕飯のいい匂いとともに、家族の笑い声がなんとなく聞こえてくる安心感。
「行ってきます」「お帰りなさい」が自然と交わされるリビング階段は、お子様が成長して個室で過ごす時間が増えても、家族の絆をそっと繋ぎ止めてくれる装置でもあります。
階段のデザインを考えることは、暮らしの「シーン」を想像することです。
休日の朝、階段を降りてくるときに見える、朝日を浴びたリビングの景色。 お子様が一段一段、一生懸命に登っていく愛おしい後ろ姿。 夜、間接照明に照らされた踏み板が作り出す、落ち着いた陰影。
機能としての移動手段を超えて、そこには毎日の暮らしを彩る「余白」があります。
「どんな手すりにしようか」 「踏み板の色はどうしようか」 「階段下のスペースはどう活用しようか」
そんな風に悩み、選んだプロセスそのものが、家への愛着へと変わっていきます。 既製品をただ設置するのではなく、空間に合わせて一からデザインできるのが、注文住宅の醍醐味です。
玉善では愛知県内に常時100棟以上の分譲住宅を販売しておりますので、玉善で注文住宅をご検討されるお客様は、リアルサイズのモデルハウスを多数ご見学いただけます。
実際のリビング階段の距離感や、アイアン手すりの質感、光の入り方などを、ぜひ現地で体感してみてください。
下記よりご希望の地域(名古屋、尾張、西三河、東三河)をご選択いただけましたら、担当者より改めて内覧いただけるモデルハウスをご紹介させていただきます。
受付時間: AM9:00〜PM6:00